武蔵塗料ホールディングス株式会社は、ちとせグループが中心になって推進するMATSURIプロジェクトの一員として、2025年4月13日より開幕した「日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の日本館で、藻類由来の原料を用いた革新的なバイオペイント「PAINTOMO」を公開しています。

藻類由来の原料を用いた塗料は共創から生まれた〜
「MATSURIプロジェクト」への参画について

武蔵塗料は、持続可能な社会の実現に向け、環境に配慮したものづくりを推進しています。2008年からは、植物由来原料を活用したバイオペイントの開発にいち早く取り組み、現在では従来製品と同等の性能を確保しています。

地球温暖化や資源問題が深刻化する中、企業の責任はますます高まっています。私たちは、事業を通じて地球環境と多様な生命を守り、持続可能な未来の実現に貢献していきます。

MATSURIとはバイオベンチャー企業群「ちとせグループ」がカーボンニュートラルの実現に向け、微細藻類を活用した新産業の構築をめざした日本発の企業連携型プロジェクトです。武蔵塗料は、藻類の光合成を通じてカーボンニュートラルの実現や環境保護が実現できると考え、本プロジェクトへ参加しております。

そのなかで藻類由来の原料を活用した塗料の開発に挑み、試行錯誤を重ねながら新たなバイオペイントを完成させ、この度、MATSURIプロジェクトの一員として、「大阪・関西万博」で披露させていただくことになりました。

藻類を活用した革新的なバイオペイント
「PAINTOMO(ペイントモ)」

この新たなバイオペイントを「PAINTOMO」と名付け、この塗料を施した展示物を制作しました。塗料の開発にあたり、弊社の開発担当者をはじめ、ちとせグループや取引先企業の皆さま、多くの方々の協力を得ています。

「PAINTOMO」は、「塗料」を意味する「PAINT(塗料 / coating)」と「TOMO(友 / friend)」を組み合わせた造語で、仲間とともに創り上げる未来の塗料という想いを込めています。

展示物の制作では、塗料缶から革新的なバイオペイントが飛び出す様子を造形することで、自然由来の創造力が広がり、未来へとつながる前向きなエネルギーを表現しました。ぜひ、2025年大阪・関西万博の会場で、私たちの新たな挑戦をご覧ください!

展示概要

  • 展示製品名:​PAINTOMO(ペイントモ)
  • 展示内容:​藻類由来の原料を活用した革新的なバイオペイント
  • 展示期間:​2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
  • 展示場所:​2025年大阪・関西万博 日本館ファクトリーエリア内「藻のもの by MATSURI」

「藻のもの by MATSURI」の展示スペース全体は、やや照度を落とした薄暗い演出となっており、静かで幻想的な空間が目の前に広がります。

ファクトリーエリアの終盤に差しかかると、空間が少し明るくなり、正面右手には日本館オリジナルグッズの販売スペースが見えてきますので、そのタイミングで、左手側にご注目ください。そこに設置された「未来の日用品に出会えるショーケース」内に、藻類由来の原料を活用した革新的なバイオペイント「PAINTOMO」を象徴する立体作品を展示しています。

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2025年 大阪・関西万博体験レポート〜「未来はここにあった。」

ネパールから大阪へ移動することおよそ15時間。2025年6月22日から23日、「2025年 大阪・関西万博」へ訪れました。 目的は、武蔵塗料のグローバルマーケティング&コーポレートコミュニケーション(GMCC)メンバーとして、「サステナブル×イノベーション×グローバル発信」を体現する「2025年 大阪・関西万博」を現地で体感し、その価値を社内外へ発信するためです。 GMCCのメンバーであるタパが「2025年 大阪・関西万博」体験レポートをお届けします。

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